日本各地で毎年数多くのイベントが開かれますが、その中でも横浜開港記念日は、規模をとっても、その歴史をとっても、魅力的なイベントと言えます。
今回は、そんな横浜開港記念日が一体どんな日なのかを深く掘り下げていきたいと思います。
いつ行われるのか？といった基本的な情報から、その歴史や同時に行われる横浜開港祭についても幅広く言及しますので、早速みていきましょう！
目次
横浜開港記念日とは
横浜開港記念日は、横浜が国際貿易港として公式に開港した日を記念し制定されています。
この日は、横浜の歴史、文化、および経済発展を祝い、多くの市民や観光客が横浜を訪れ、その雰囲気をエンジョイできます。
横浜開港記念日は毎年6月2日に行われていて、これは、1859年6月2日に横浜が正式に開港したことを記念して選ばれました。
開港は横浜の国際的な地位を確立し、日本の近代化と世界への開放の象徴となりました。
横浜開港記念日はいつから行われている？それはなぜ？
横浜開港記念日の歴史は古く、1860年にまでさかのぼります。
日本は約200年間、鎖国政策を実施して外国との接触を制限していて、この政策は、外国の影響を遮断し、国内の安定を保つことを目的としていました。
しかし、19世紀中頃、アメリカをはじめとする西洋諸国の圧力により、日本は開国を余儀なくされました。
1853年、アメリカ海軍のペリー提督が率いる「黒船」が来航し、日本に開国を求めたことが開港への道を開き、これにより、1854年の日米和親条約を経て、1859年に横浜を含む複数の港が外国船に開放されました。
この翌年1860年に、山車や手踊りで街中をあげて、横浜開港を祝ったのが開港記念日の始まりとされています。
横浜開港記念日は学校が休みになるってホント？
横浜開港記念日（6月2日）において、横浜市立の小学校・中学校・高校は休日になります。いいですよね。
ちなみに休校になったのは、横浜開港からちょうど100年後の1959年からです。
なぜ横浜開港記念日の6月2日が、休日になったのか理由は定かではありませんが、きっとこの日が横浜市にとって「特別」であるからに他ならないと思います。
地域の子どもたちに、横浜の文化や歴史に触れ、地元横浜に愛着心を育んでもらう機会を作るために、市立の小中高を休みにしたのではないでしょうか。
横浜開港祭とは何が違う？同じ？いつ行われるの？
横浜開港祭は、横浜開港記念日を祝うイベントの一環として開催される祭りです。
横浜開港記念日自体が、横浜が開港したことを記念する日であり、その歴史的意義を称えるものです。
一方、横浜開港祭は、その記念日を祝う具体的なフェスティバルやイベントを指すんですね。
開港祭は、記念日と同日の6月2日に行われ、例年臨港パーク及びみなとみらい21地区、新港地区、その他周辺で開催されます。
パレード、音楽演奏、花火大会など、多彩な催し物が行われ、かなり賑やかなお祭りとなります。
横浜開港祭を通じて、横浜市はその歴史的背景と現代の魅力を国内外に広くアピールしています。
横浜開港記念日2024は？
横浜開港記念日の情報をまとおてきました。
もちろん2024年も6月2日に行われるでしょう。
本章では、2024年の横浜開校記念日の見所をチェックしていきます。
横浜開港記念日イベントの開催時間と終了時間は？
過去の横浜開港記念日のイベントを基にすると、開催時間は通常、午前中から夜間までの長時間にわたります。
具体的な開始時間と終了時間は、イベントの種類や開催場所によって異なりますが、例えば午前10時から夜の花火大会終了までというスケジュールが考えられます。
横浜開港記念日の主な見所としては、以下のようなものがあります。
- 花火大会
横浜の夜空を彩る華やかな花火大会は、毎年多くの人々を魅了します。 - パレード
歴史的な衣装を身にまとった参加者によるパレードや、横浜にゆかりのある文化的パフォーマンス。 - 船のパレード
横浜港を舞台にした船のパレードや、特別に開放される船の見学会。 - 音楽・文化イベント
横浜市内各所で開催されるコンサートや文化的展示、ワークショップなど。
横浜開港記念日2024年の具体的なイベントスケジュールやプログラムは、開催に近づくにつれて横浜市の公式ウェブサイトやイベントの公式SNSアカウントで発表されるでしょう。
計画を立てる際は、最新の情報を確認することが重要です。
横浜開港記念日の夜空を彩る花火大会！
横浜開港記念日には花火が行われることが大半ですが、花火が行われるかどうか、詳細は開催年によって異なる可能性があるため、事前に公式の告知を確認することが重要です。
花火の数と時間
- 打ち上げ数
花火大会が開催される場合、打ち上げられる花火の数は数千発から数万発に及ぶことがあります。
具体的な数字は、その年のイベント規模や予算によって大きく変わります。 - 時間
花火大会の開始時間は通常、夜の時間帯（例えば19:00や20:00開始）に設定されますが、イベントによって異なります。
持続時間は約30分から1時間程度が一般的です。
鑑賞場所と料金
- 鑑賞場所
横浜開港記念日の花火は、横浜港周辺やみなとみらい地区から見られることが多いです。
具体的な鑑賞スポットについては、イベントごとに推奨される場所があります。 - 席の料金
一部有料の指定席が設けられることがありますが、無料で鑑賞できる場所も多くあります。
良い席を確保するための時間
- 到着時間
良いロケーションを確保するためには、3〜4時間前に到着して場所取りをすることが重要です。
特に人気の観覧スポットでは、午後早めの時間帯には人で溢れかえることがあります。
予約の必要性
- 予約
有料席が用意されている場合、事前予約が必要になることがあります。
予約方法や販売開始日については、イベントの公式情報を確認してください。
混雑情報と鑑賞エリア
- 混雑情報
花火大会当日は、鑑賞エリア周辺だけでなく、アクセス路線にも大きな混雑が予想されます。
公共交通機関の利用が推奨されますが、時間に余裕を持って移動することが重要です。 - 鑑賞エリア
公式サイトやイベント案内では、推奨される鑑賞エリアやアクセス方法が事前に案内されることがあります。
安全上の理由から、指定されたエリア内での鑑賞を心掛けましょう。
以上、横浜開港記念日の花火大会を楽しむためには、事前の計画と準備が鍵となります。
公式情報の確認を忘れずに、安全かつ快適な鑑賞を心掛けてください。
まとめ
横浜開港記念日が一体どんな日なのか、その歴史や、いつ行われるのか、メインイベントである花火などの情報を中心にみてきました。
横浜開港は、日本の近代化と国際化の歴史において重要な出来事の一つであり、6月2日は横浜市や市民にとって特別な意味を持つと言ってよいでしょう。
横浜市内でさまざまなイベントや式典が開催され、開港の歴史を振り返り、市の発展を祝う横浜開港記念日。
ぜひその、華やかで賑やかな日に横浜を訪れ、目一杯楽しみましょう！
